highspeed touring
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慣らし終了後のTMAXとその後のカスタマイズ(1) Dec 2001

慣らしの終了

開発関係者の方から「スクーターの理想的な慣らしは最高速で長距離走ることである」と教えられたので、素直な僕は覆面パトの恐怖と戦いながら全開で合計数百キロ走りました。スクーターとはいえ、僕のTMAXは輸出用のフルパワーモデルなので最高速は170kmくらいでるため、最高速による慣らし運転は結構根性が必要でした。

なんとか捕まらずに慣らしを終えたTMAXは実に快調で、発進加速では相手がむきになって全開にでもしない限りリッターバイクにも負けない状態です。実はマニュアルのバイクはローからセカンドにシフトアップする際に結構タイムロスが発生するのですが、スクーターはここが実に有利なのでした。ちなみに400ccのマルチ君が相手の場合は先方が全開でも、余程相手が上手でない限り勝てます。(実はシグナルレースは上手い下手の差が大きくでる競技で、根性だけでなんとかなるのは高速道路における最高速競争くらいです。あれはほとんど根性とバイクの性能だけです) また、ブレーキもあたりが付いて実に快適です。絶対制動力も素晴らしいのですが、なんといってもタッチが良い。

メーターの交換

イギリス仕様だったため、メーターがマイル表示だったのだが、これが実に不便でした。まず、スピード感覚が狂います。100kmだと言われれば自分がどれくらいの危険度で走っているかわかるのですが、63マイルといわれてもどれくらい危ないかが体感的に理解しにくいのです。あとは「○○まであと何キロ」という表示が出たり、ガソリンが足りなくなったりした時、ねずみをやっていそうな時などは実に不便なので、せっかく輸出用(逆輸入品というのは国内仕様に比べて高価なので見栄を張るのに役立つのである)なのに、国内仕様に付け直しました。

やっと距離の伸びたオドメーター(積算計-まあ旅の歴史ですね)もゼロに戻ってしまう上に最近のメーターはアッシー交換(いろいろな部品がセットになっているもの-コストダウン目的なのでしょうが、部品交換となると高くつくので、いちいちばらばらだった昔が懐かしいです。話はそれますが最近はキャブにかわって燃料噴射式ばかりなので、噴射量の制御がROMチップとなっていて情緒に欠けます)、極めつけはスクーターでフルカバードなので交換工賃がとても高い。かようにスピードメーター問題は結構深刻なのです。

ともかく、このような経緯で交換したキロ表示メーターは実に快適で、「やっぱり日本人は日本語だ」などと、元外資系のサラリーマンみたいな状態となっています。


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